おもちゃを散らかしっぱなし!片付けができない2歳・3歳におすすめな絵本6選

執筆者:鈴木真理子

あなたのお子さんはおもちゃのお片づけが上手ですか?

片づけてほしいのに、片づけてくれない!

そんな声が聞こえてきそうです。
「片付けなさい」と言うだけでは動いてくれず、イライラすることも多いですよね。

でも、ご存知ですか?

片づけの習慣は室内を整える練習というだけでもないのです。
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子どもたちはおもちゃの片づけを通して、

  1. 空間の把握
  2. 自分の脳内の整理
  3. 同色・同形の理解

を学んでいくのです。
ならば、より片づける習慣をつけてほしいものですよね。

2・3歳のお片付けを促してくれる絵本

楽しく遊んだ後は子ども自身が楽しく片付けができるといいのですが…。
2・3歳のお片付けを促してくれる絵本を先輩ママに聞いてまとめました。
お片づけの習慣づけに苦戦したママたちが、助けられたと一押しの絵本ばかりです。
ぜひ、毎日の生活に取り入れてみてくださいね。

1.「こぐまちゃんおはよう」

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単純な絵で描かれている「こぐまちゃん」シリーズは、小さい子どもにピッタリの絵本です。
「こぐまちゃんおはよう」では、こぐまちゃんの何気ない1日の生活が描かれています。
でも、こぐまちゃんは何でも自分でできるのがポイント。
とても、生活力がある「こぐまちゃん」なのです。
子どもたちは、こぐまちゃんを見ているうちに、自分もまねしたくなるようです。
こぐまちゃんに刺激を受けて「お片付けも自分でできる」と言い出したらうれしいですね。

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先輩ママの体験談:こぐまちゃんのまねをして自分からお片付け

akko_室内 (29)「こぐまちゃんおはよう」という絵本です。
こぐまちゃんがおもちゃを一人でお片付けしているのを見て、「自分もできるもん」という反応をしていました。
よく遊ぶおもちゃについては、一つ大きなおもちゃ箱を用意し、そこに全部放り込めばいいということにして、しかもそのおもちゃ箱だけはリビングに出したままにしておいていいということにしました。
(まちゃママ40歳・5歳息子・東京都在住)

2.「かいじゅうポイポイ お片づけ篇」わらべ きみか(ひさかたチャイルド)

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片付けていないおもちゃを食べてしまう、かいじゅうポイポイが印象的な絵本です。
子どもたちは、「かいじゅうポイポイに食べられるよ」で、片付けをするように。
片付けが苦手な子どもに、お片付けのきっかけを与えてくれる絵本のようです。

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先輩ママの体験談:かいじゅうが好きな子どもにぴったりだった

akko_室内 (15)先輩ママに「かいじゅうポイポイ お片づけ篇」を頂きました。
お片付けができるようになるには、小さい頃から練習しないといけないと知って、絵本で楽しくお片付けについて学んでもらえればと思いました。
ちょうど恐竜ブームだった息子「かいじゅう」が出てくる絵本ということで、喜んで食いつきました。
絵本の内容は、お片付けしないおもちゃはかいじゅうが食べてしまうと言う内容。
「かいじゅう」の存在を信じきっていた当時の息子にはぴったり。
ポイポイが来る前に!と言うと、大急ぎでおもちゃを片付けてくれました。
(そう30歳、6歳息子、京都府在住)

3.「ななちゃんのおかたづけ」つがね ちかこ(赤ちゃんとママ社)

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親しみやすい優しい絵で、どこの家にもありそうな場面設定なので読みやすい絵本です。
ななちゃんは、おかたづけが早い。
でも、1つの箱に全部一緒に入れるだけ。
それでは困ると、おもちゃがおこります。
この本は、お片付けのプロ鈴木尚子さんの「おかたづけアドバイス」にもとづいています。
親子で、楽しく片付けの意味やしくみを学べる絵本なのです。
片付けが苦手なママにも役立つことでしょう。

おすすめの利用方法:親子で片付けのことを知るきっかけに

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先輩ママの体験談:「片付けないとおもちゃが逃げ出すかも」と片付けを促す

20151226_ayatama_t01片付けないと絵本のようにおもちゃが逃げ出すよ、と言う
つがねちかこさんの「ななちゃんのおかたづけ」がお勧めです。
主人公が娘に似ているので、ななちゃんを自分だと思って指さししています。
喋るおもちゃが逃げ出すという斬新な展開なので、片付けが上手くいかないときはおもちゃ逃げちゃうよ~家から出てっちゃうかも~と言ってお片付けをしています。
(かすてーら25歳・1歳娘・神奈川県在住)

先輩ママの体験談:お片付けは得なことと思わせる

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20151229_KNSL_t07お片付けを教えるのには「ななちゃんのおかたづけ」を使いました。
お片付けをすると絵本のようにお菓子や御褒美が貰えるんだと、お片付けがプラスのものに受け取ってくれたようです。
「ななちゃんのおかたづけ」のように、きちんとお片付けができたときには、小さな御褒美をあげることで、お片付けを嫌がらなくなりましたね。
(ことねん24歳、3歳娘、埼玉県在住)

先輩ママの体験談:絵本のように片付けの場所を分けて決めた

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20151230_ayatama_t (19)お片付けは、全くしない子ではなかったのですが、とにかく突っ込めばいいと思っていたのですが、絵本に出てくるものと同じおもちゃをここ!と指差すようになりました。
おおまかに片付ける場所を分けて、ケースの引き出しに、片付けるものとイラスト、シールを貼って、その引き出しには何を入れるのか分かりやすくしました。
(jam35歳、6歳息子、4歳と1歳娘、大阪府在住)

先輩ママの体験談:親子で絵本を楽しむと片付けをしたくなる

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akko_おでかけ (31)わたしもお片付けが得意な方ではないので親子で一緒に見ました。
最初は片付けの話だと身構えていましたが、ストーリーが分かりやすいので、聞いていました。
普段は寝る前しか読んであげない本ですが ゆっくり片付けられる休日に読むと親子で片付けたくなります。
(しゅんママ44歳・ しゅん8歳)


先輩ママの体験談:絵本を読んでから、その内容を話すと、自分から片付けるようになった

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akko_おでかけ (42)ジーっと興味深くみていました。
また絵も優しいタッチなので、楽しんでいました。
「お片付けしないと、オモチャさんどっかいってしまうでー。」と絵本を読んだあとに話をすると自発的に片付けしていました。
(ちゆママ31歳、3才娘、神戸市在住)


4.「くまくんの赤ちゃん絵本シリーズ おかたづけ」ささき ようこ(ポプラ社)

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おもちゃの気持ちになって、お片付けを考えさせる絵本です。
大人は、おもちゃが出しっぱなしの部屋がいやでも、子どもさほど気になりません。
でも、自分が大好きなおもちゃが家に帰りたいのだと思えば、子どもは片付けるようです。
そのとき、お家がわかりやすいように、目印をつけてあげれば片付けしやすいですね。

先輩ママの体験談:「おもちゃ、ねんね」と言って片付けるようになった

akko_室内 (29)動物が好きな子で、絵のタッチも柔らかく可愛い為か興味津々で聞いてくれました。
オモチャにも家(オモチャ箱)があって、そこに帰りたい事やそこでねんね(寝たい)事を教えると理解したのか「オモチャ、ねんね」と言いながらお片付けしてくれるようになりました。
絵本以外だとヌイグルミを持って泣き真似をして「帰りたいよ~」とか言ってみたり、NHKのおかあさんといっしょで知った”オモチャのブルース”という歌を見せて一緒に歌ったり、オモチャ箱にその引き出しやスペースに入れる物のシールを貼ったりしました。
(Kママ27歳・2歳息子・大阪府在住)

5.「ノンタンぱっぱらぱなし」

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ノンタン絵本の特徴は、リズミカルな繰り返しフレーズではないでしょうか。
子どもたちの耳に残る楽しいことばで、生活のルールが子どもの心に自然に入ってきます。
子どもと一緒に、大人も口ずさむことで、イライラせずに済みそうですね。
片付けは、楽しい。
お部屋はきれいに、おもちゃは大切に、次に使うときもすぐ出せる。
こうなれば、生活全体が心地よくなることでしょう。

先輩ママの体験談:「ぱっぱらぱらら」と言えば条件反射でおかたづけ

KMSL_室内 (14)1歳半の息子は、「ぱっぱらぱらら」の語感が気に入ったようで、何度も読むようにせがんできました。
おもちゃが出しっ放しの部屋を息子と一緒に見て「お部屋ぱっぱらだね。一緒に片付けようね。」と声がけします。
「ぱっぱらぱらら、ぱっぱらぱらら」と言いながら片付けをすると、片付けすることが楽しいことだと思ってくれ、苦労することなく片付けができています。
まだ一緒にやってあげる必要はありますが、そのうち、「ぱっぱらだね」と言えば、条件反射的に1人で片付けができるようになってくれることを期待しています。
片付けは「苦」だというイメージを子どもが持ってしまうと、片付けをする子どもにとっても、片付けをさせる親にとっても良いことはありません。
また、一度抱いてしまった「苦」のイメージはなかなか払拭できるものではありません。
その点、この本のおかげで楽しくお片づけができるようになったので、これから子どもに片付けを教えていこうと思っているお母さんにはおすすめの本です。
(ゆり子35歳、5歳娘、1歳半息子、アメリカ在住)

6.「ゆびくん」五味太郎(岩崎書店)

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五味太郎さんの独特な絵が楽しく、自分の「ゆび」をいちばん身近なともだちとして描いています。
子どもが最初に出会う不思議なものは、自分の「ゆび」。
赤ちゃんは「ゆびしゃぶり」が大好き。
そんな「ゆびくん」のいろいろな動きが、ページをめくるごとに出てきます。
「ゆびくん」を動かせばたくさん楽しいことができる。
おもちゃをおもちゃ箱から出すのも「ゆびくん」。
出したらお片付けできるのも「ゆびくん」だね。
そんな一言を添えて。

先輩ママの体験談:おもちゃを出す「ゆびくん」にお片付けもしないとね、の一言を添えて

KMSL_室内 (7)絵がはっきりしていて、カラフルなので、赤ちゃんの頃から興味を示していました。
「ゆびくん」の絵本の中に、おもちゃ箱の中に手を入れておもちゃを探すシーンがあるのですが、おもちゃは片付けないといけないよねと、話ながら絵本を読んでいます。
(あきらママ40歳、9歳娘、4歳息子、東京都在住)


まとめ

いかがでしたでしょうか?
片付けを教えるのは難しいですが、絵本で一緒に考えるなら子どもの心に届くことでしょう。
片付けを通して、物を大切にすることも学べます。
子どもだけでなく、大人も楽しめて、考えさせられる様々な絵本があります。
お子さんの興味や理解の程度に合わせて、親子で楽しんでくださいね。

ABOUTこの記事をかいた人

幼稚園教諭・保育士ライター 城田順子

私立幼稚園での幼稚園教諭・公立保育園で保育士として、勤務しています。仕事で子どもの世話をするプロではありますが、自分の子どもになると、仕事とは別ですね。悩みや衝突もないわけではありません。仕事とは違った、子育ての難しさがあります。幼児教育の現場からの声をコラムにしてお届けしたいと思っています。岡山県在住です。