ごっこ遊びに大活躍!フェルトで手作りしたケーキとティーセットに子供が大興奮

執筆者:西丸みのり

かわいくて本格的!ママが作るフェルトおもちゃの会

子どもが2歳になると、だんだんと人との関わりの中で遊ぶようになりますね。
身近なパパママ、兄弟姉妹、おじいちゃんおばあちゃんなど家族とのやりとりも増える時期です。

「ちょうだい」「どうぞ」ができるようになった我が子を見て、
そろそろ、おままごと遊びを始めるのにちょうどよいかな?と思いました。

おままごとセットはたくさんあるけれど、以前から興味があったハンドメイドで作ってみたいと考えていました。
そんな時に見つけたのが、自分でフェルトおもちゃが作れるキットです。
なかでも、フェルトでできたかわいらしいスイーツに心を奪われてしまいました。

子どもはもちろんのこと、大人女子のハートもグッとつかんで離さない甘~いケーキセットが自分で作れるんですよ。
私が利用したキットはコレ!

食器もフェルト! ふっくらかわいいファミレスメニュー

201510_fumi_13
今回制作したのは「みんな大好きファミレスメニュー ママが作るフェルトおもちゃの会」です。
全6回のコレクションです。
名前の通りファミレスでよく見かけるメニューセットが毎回届きます。

制作したスイーツセット(ケーキとティーセット)の他には、

  • ピザセットとジェラート
  • 天ぷらそばとおにぎりセット
  • ラーメンとギョーザセット
  • ロケットお子さまランチ
  • 目玉焼きのせハンバーグセット

があり、全部集めると豪華なレストランごっこもできますね。

フェルトおもちゃは壊れにくいので安心

子どもが持って遊びやすいくらいのサイズです。
また、フェルトなので壊れる心配が無いのがすごく良いです。
プラスチック製や木製のおもちゃは、落として壊すのが心配ですが、フェルト製はその不安がないので子どもに安心して与えられますね。
今回作成したケーキとティーセット以外の回も、どれもすごく美味しそうです。


詳細ボタン

成形済みのフェルト生地がとても便利です

201510_fumi_01
素材のフェルトはほとんどがすでに形ができています。
半型抜き済みと言って、フェルトの枠から繋がっている部分を切り離すだけでOKです。
あらかじめカットされた状態のパーツも入っています。

自分で型紙からパーツを切り出すという手間がなく、スムーズに制作に取りかかれるのが嬉しいところですね。

準備できたパーツは、実物大図案の上に並べておくと、作業がしやすくなります。

カットの手間がないパーツで製作がスムーズに

自分でフェルト小物を作ろうとした時に、型紙を切って、パーツを切り出してという作業が手間に感じることがありました。
その点このキットは、もうほとんどパーツができた状態で届きます。
子どもが寝ている間にやろうとしていたので、サッと準備できるのが楽ですね。
やるぞ!という気持ちになって、すぐ縫い始められるのがすごく良かったです。


透明糸で美しい仕上がりに

201510_fumi_02
フェルトおもちゃを作る場合、生地と同じ色の刺繍糸を使って縫い合わせてくのが一般的ですよね。
生地の色ごとに糸をそろえるのは手間がかかりますし、
色を合わせたはずなのに、縫ってみると縫い目が目立ってしまうと言うことも多いです。
でも、上の写真を見てなんだか不思議に感じることはありませんか?
このパーツは、縫い目があまり目立ちません。
なんと、これらは全て1種類の糸で縫っているのです。

201510_fumi_03
このキットの特徴の一つが、この縫い合わせに使う「透明糸」です。

ナイロン製で、あまり一般にはなじみはないかもしれません。
釣り糸やビーズ手芸で使うテグスを想像してもらえば、かなり近いと思います。
縫い合わせは透明糸で行うため、刺繍糸はフルーツの模様をつけるためのアクセントとして使われています。

糸替えの手間がいらないのでサクサク縫える

ケーキにのせるフルーツはとってもカラフルです。
普通に考えると、使う色の分だけ刺繍糸を用意しますよね。
パーツが小さいので、1個に使う糸の量は少しだけです。
それをいちいち変えていくのって、地味に大変な作業だなあと思っていました。

でもこの透明糸があれば、ずっと同じ糸で縫い続けることができます。
縫い目も目立ちませんし、小さくて色がたくさんあるパーツの縫い合わせをする時にはすごく便利です。
透明糸があるなんて知らなかったので、良い意味でショックでした。
透明な糸で縫うなんて、プロならではの発想ですよね。

詳細ボタン

ベースは厚紙で補強! 強度の点でも安心です

201510_fumi_05
タルト部分には、内側に厚紙を貼り付けます。

厚紙もフェルトと同じくほとんど成形済みですので、縫い合わせたらゆがんでいた!ということはありません。

他のパーツと組み合わせる部分は特に、ズレやゆがみがあって欲しくない部分ですよね。
隣のパーツとピッタリ合うと、とても快適に作業することができます。

ゆがまずに縫えて大満足!

フェルトだけで作るフルーツやクリームは、多少のズレは縫っている最中に修正できます。
でも、この厚紙を使ったタルトの土台はなかなか途中でズレを直すことができません。
フルーツよりも大きな立体なのですが、厚紙のおかげでスムーズに縫えました。
パズルを作っている感覚に近くて、楽しかったですよ。


食器もフェルトで作ります!

201510_fumi_06
ケーキをのせるお皿、ティーポット、カップとソーサーなどもフェルトで作ります。
手芸本などでは、食べ物はフェルトでも、入れるケースは市販のお弁当箱を利用したりしている物が多くありませんか?

このように、食器までフェルトを使って作るというところは、このキットのとても大きな特徴だと思います。

食器もフェルトで作るという驚き

フェルトのおままごとセットは、中身はフェルトで、ケースは市販の箱でも疑問を持つことはありませんでした。
でもこのキットを見た時に、「食器もフェルトで作るの!?」ととてもびっくりしました。フェルトだけだと柔らかくて使えないんじゃないかと思ったからです。
でも、厚紙で補強したりなど、しっかりと芯も考えて作られてて、さすがだなぁと感動してしまいました。


201510_fumi_07
スプーンの軸にも、竹ひごが入っています。

201510_fumi_08
フェルトなのに、握っても折れないスプーンができました。
子どもはおもちゃよりも本物が好きな場合がありますよね。
握ってもぐにゃぐにゃせず、本物感があるこのスプーンはすごく良いです。

大変だったところ

201510_fumi_09
縫い合わせに使う透明糸の扱いには、最初の頃は手間取ってしまいました。

ナイロン製の糸を使うのははじめてで、針に糸を通すのは楽なのですが、急いで縫おうとすると糸が絡まることが多かったです。

糸は長くしすぎないでゆっくり縫う

フルーツの柄以外はずっと同じ糸で縫い続けることができるので、ついつい糸を長めにしてしまっていました。
糸同士が絡まると、すぐ玉ができてしまいほどくことができません。
糸の色を変える手間が無いのに、糸が絡まってイライラしてしまったら楽しく作れません。
ですので、欲張らずだいたい1個のパーツが縫えるくらいの糸の長さにしました。
そして、焦らずゆっくり縫うことで糸の絡まりも押さえられて、結果的に早く作り上げることができたと思います。

工夫したところ

201510_fumi_10
細かいパーツが多いキットを、小さな子に遊ばせるために小さなパーツを縫い付けることにしました。
たとえば、ポットのふたです。

本来はバラバラにしておくのでしょうが、遊んでいるうちに無くしてしまわないように本体に縫い付けました。

お片付けの時には、中に角砂糖とレモンを入れるようにしました。

年齢にあわせて遊ぶ場面を工夫

ポットの他、タルトなどケーキ用のフルーツも全て縫い付けました。
子どもが大きくなってから遊ぶ時には、糸を切ってフルーツをバラバラにしてあげれば良いと思います。
小さいうちは、お客さんになっておままごと。
成長したら、好みのフルーツを盛り付けてケーキ屋さんごっこになったら楽しいなと思いました。
ボンドで貼り付けてしまうと、こういう遊び方はできないと思うので、長く遊べる工夫でもありますね。


詳細ボタン

まとめ

完成した作品を見て、子どもが一言「おいしそう!」と言ったのが忘れられません。
すぐにおままごとを始めました。
見よう見まねで、ティーポットからお茶を注ぐ姿がかわいくて、自分の手で作った喜びをかみしめた瞬間です。

できあがり見本を見た時に、パーツの多さと小ささに「本当に自分に作れるのかな?」と不安になりました。

でも、説明書の手順を守って1つずつ仕上げていくと、いつしか素敵なケーキができあがっていました。
カラーの説明書と、実物大図案は作り手のことを考えた素晴らしいテキストです。

完成できた一番のポイントは、やはりほとんどのパーツが型抜き済みだったことです。
そして、自分で用意する道具の少なさも始めやすい理由の一つですね。
針さえ用意できれば、はさみも紙用で大丈夫です。

201510_fumi_11
今回のキット制作にかかった時間は36時間(1日3時間作業×12日間)でした。

全6回全てがそろったら、とても本格的なレストランごっこになりそうでワクワクします。
たくさんのメニューから、自分だけのオリジナルセットを作るという遊びもできますよね。

おままごとを通して生まれる、相手への思いやりの心や言葉の発達の手助けを、このおもちゃがしてくれる気がしています。
早く他のメニューもそろえたいな!という気持ちになる素敵なキットでした。

201510_fumi_12

執筆:西丸みのり