キーキー声で泣きわめく1歳児!奇声で悩んだらおすすめする3つのこと

思い通りにいかなくて、泣き喚く子どもの姿をスーパーや公園、道端でもよく見かけますよね。
その隣りで、困ったお母さん、怒鳴りつけているお母さん、子どもを叩いているお母さん、いろいろなお母さんのパターンがあります。
どのお母さんも子どもに泣き止んでほしい気持ちは同じですが、子どもに対する対応が違うだけです。
【下へ続く】

子どもの泣き喚きバトルを制する方法

子どもの性格もありますが、できれば泣かずに、穏やかに成長してほしいですよね。
では、どうすれば泣き喚くのをやめさせられるのでしょう。
その方法をご紹介します。

1.言葉にできない意志を汲んでみる

子ども赤ちゃん (133)
お友達におもちゃを取られたり…何か気にくわないことがあると子どもって泣いてしまうことがよくあります。
月齢が小さいと言葉も話せないし、理解できず、意思の疎通もできないので、なぜ泣いてるのか、なぜこんなに騒いでいるのか分からなくて困ることもあると思います。
そんな時、お母さんたちはだいたい「泣いたらだめでしょ!」とか「そんなに泣いてもだめ!」なんて言いがちになってしまいますよね。

それは子どもたちにとって実はショックなことだったりするのです。

子どもたちが泣き喚いてしまうのは「言葉が話せない」からなんです。

3歳ぐらいのお兄ちゃんお姉ちゃんのように言葉が話せれば、お母さんが話をすると、分かって泣きやんでくれたり、多少の言葉は理解してくれるから楽になります。
まだ1歳にも満たなかったりすると、言葉の理解も難しい上に、自分の気持ちをどう伝えればいいのか分からなくて、イライラして大声を出してしまったり、ギャーッと泣いてしまうこともあるのです。
お母さんの言葉は理解できなくても、語気や顔つきで怒られていることがわかるので、子どもは自分の要求も通らない、その上、お母さんもどうやら怒っているらしいとなると、ますます大声で泣くしかありませんよね。

「じゃあどうすればいいの?」

と、困ってしまいますよね。
でも、大丈夫です。

子どもの気持ちになって

例えばお友達におもちゃを取られてしまって、泣いてしまったら
「そうだねー、おもちゃ取られて嫌な気持ちになっちゃったねー。でも他のおもちゃもあるからこれで遊んでみて、またお友達からおもちゃを借りようね?」
など、まずは子どもの気持ちを理解してあげた上で、どうしたらいいかを一緒に伝えることだけでいいんです。
たったそれだけのことで、子どもは「ママは今私の気持ちを分かってくれた!」と思ってくれるのです。
そして、泣くことを忘れて、次の遊びや行動にスムーズに進んでいくのです。

もちろんまだ1歳になっていないし、融通が利かないこともあると思いますが、この言葉かけ一つで子どもの精神状態はだいぶ安定するものです。
子ども達はお母さんが自分の気持ちを理解してくれることで、親の愛情に気づき、愛されているという安心感を持ち、親との信頼関係を少しずつ築き上げていくことができます。
そして、どんどん自己肯定感が生まれてきて前向きな気持ちを身につけることができます
いいことばかりですね。

お母さん達が子どもが泣いている原因や状況を理解できないときは
「どうしたの?何か嫌なことがあったのかなぁ?あなたが悲しいとママも悲しいわ。」
などと抱っこしてあげながら、子どもの目線まで下がって話してあげると、子どもは気持ちがどんどん落ち着き、笑顔を取り戻してくれることがあります。
ぜひ一度試してみてくださいね。

2.暴れる前に先手を打つことも大事です

子ども


一度泣いてしまうと手を焼いてしまうくらい暴れ騒いでしまう子、いますよね。
お母さん達は「周りに迷惑が掛かる」とか「恥ずかしいじゃない」
と思って、また更にきつく言ってしまったりするんですよね。

子どもは、自分の思い通りに行かなくなるとギャーと叫んでしまうのが普通なんです
そうじゃない子どもももちろんいます。
でも、たいていの子どもは、泣いてしまいます。

何故、泣き喚くのか。

泣き喚くのは、言葉が話せないので、自分の気持ちを言葉で表すことができないから、行動でストレスを発散させているのです。

例えば、お菓子コーナーやおもちゃコーナーで自分が欲しいものを見つけたときに、手に握って離さなかったりすることもあると思います。
それをお母さんが「だめだよー、今日は買わないよー。」
と手から離してしまうと、その瞬間スイッチが入ったようにギャー!と泣き喚いてしまう光景もよく見ますよね。
実はただ取り上げるだけでは、子ども達は「お母さんが意地悪している」としか思わないので、ショックを受けてしまい、対抗するために、騒いだり大声で泣いたりしているのです。
子ども達の小さなわがままをすべて受け入れることは出来ない…私もそうですし、そんなお母さん達もいると思います。

では、どうやってわがままを阻止するのか。

子ども達が見つける前に先手を打つことが大事なのです。
先ほどの例を挙げてみます。

お菓子をどうやって取り上げますか?

これは取り上げる前に
「あら、このお菓子が食べたいの?じゃあ、かごの中に入れておこうかな。そしたらレジの人にピッてしてもらえるからね。」
と、お買い物の仕方を教えてあげながら、子どもの手に持たせておかないように習慣付けるのです。
もちろん高価過ぎるものや月年齢に合わないものなどもあるとは思います。
その時はかごに入れたあとに子どもの目を盗んでサッと元の場所に戻すか、レジのときに子どもにわからないように
「すみません、これは…」
と心苦しいとは思いますが、返したりするのもありかもしれません。

なぜかごに入れさせるのか、それは子どもの「忘れやすい」という特性を活かすためです
1歳くらいの月齢になると「記憶力」の勉強が身に付くので、顔を見て「おじいちゃん」と理解したり、お菓子を手にとって「今これは私が食べたいお菓子だから手に持っていれば食べられる」と理解しているのです。

「手に持って」という部分を逆手に取れば「手に持っていなければ忘れる」のです。

もちろん中には忘れない子どももいるとは思いますが、大半の子どもはお菓子を買うということを忘れてしまいます。
でもこれをやるには注意点が必要で、毎回毎回してしまうと信用を失ってしまうので、2,3回に1回はお菓子を買って、楽しい時間を共有することも大事です。
子どもが手にしたお菓子で食べさせたくないお菓子の場合もありますよね。
そんな時は、代替え品を勧めて、取り換えっこしてみるのも手ですよ。

3.「私もそうだったなぁ。」が解決策になることも

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よく道端などで子どもがギャー!と泣いていて、そばでお母さんがとても困っている姿を目にすると思います。
子ども達はお母さんの困っているのなんて全くお構いなしに、大泣きしたり騒いだり暴れたりするので、手がつけられない状態になっっているな、なんてことも良くあります。
「あぁ、泣いたら困るんだけど…。周りにも恥ずかしいし。」と思ってしまいますよね。
でも、考え方を変えてみませんか

1歳の月齢になると「自我」が芽生えてくる時期で、自我が芽生えてくると必然的に「イヤイヤ期」が到来してくるものです。
よく耳にする言葉だとは思いますが、子どもは泣くのが普通なんです。
ただ、泣きすぎたり暴れられると困る気持ちは、とてもわかります。
力ずくで子どもを黙らせる方法もあるでしょうが、あとでずっと機嫌が悪かったり、更に状況が悪化してしまうこともあります
では、どうしたらいいでしょう。

まず「怒らない」を徹底してみてください。

子どもが泣いてしまったら、まず
「嫌なことがあったね、でも我慢も大事なんだよ。偉いね、お兄ちゃん(お姉ちゃん)だね!笑顔が素敵なあなたに戻ってくれたらママ嬉しいな。」
と声をかけてあげることです。
それでも泣いてしまうときは
「そんなに泣いても何もいいことないよー。笑ってたらいいことがいっぱいあるんだよー。」
と抱っこしてあげたりする、と少し泣きやんでくれることもありますよ。

子ども達の気持ちを理解しながら、怒らないように行動するのは難しいかもしれませんが、これを地道に続けていくことでお母さんの気持ちにどんどん余裕が出来てくるのです。
お母さんの気持ちに余裕が出来れば、子ども達が何を考えているとかもだんだん理解できてくるので、子どもがギャーと騒ぐことはどんどん減ってくると思います。

お母さんもまだまだ初心者なんです。

自我の芽生えは成長の証だと思えば、怒ることも少なくなると思います。
子ども達と一緒に成長する機会だと思って、おおらかな気持ちで見守ることも大事です。

先輩ママの体験談

私は現在2人の年子の子どもがいて、年子揃ってのイヤイヤ期が到来したときはとてもつらかったです。
最初は子どもの気持ちを理解してあげることが出来ず、「ママが困るからお願いだからこんなことしないで!」
と自分の気持ちばかりを子どもに押し付けていることが良くありました。
そんな時たまたま友達に相談したら「少しだけお母さんが理解してくれれば、子どもって結構気持ち楽になるから泣かなくなったりするよ。」
と言われたのをきっかけに試行錯誤を繰り返した結果、子どもの気持ちを理解するように、子ども達に接していくと、子ども達は自然に泣く回数が少なくなっていき、言葉を理解してくれるようになりました。
今となってはお姉ちゃんは「泣いたらだめよー、笑顔でいないとだめでしょー。」と妹に言えるくらいに成長してくれています(笑)。
私もこれで少しは気持ちが落ち着いてきたので、ぜひとも試していただきたいと思います。
(あこたむちゃん(27)現在妊娠6ヶ月・長女(3)・次女(2)・沖縄県在住)

まとめ

  • 自我が発達してきた1歳近い子ども達は「言葉が話せないから体で表現する」という行動しか出来ません。
    そのため子ども達は泣いたり笑ったりなどの表情や、物を投げたり叫んだりしてつらさを表現します。
  • そんな状態でお母さんもずっと我慢することはできず、ついパチン!と叩いてしまったりつい強く怒ってしまったりすることもあります。
  • お母さんだって1年生。分からないこともあって当然なので子どもが泣いてしまったり騒いだりしまって困るのは当然です。

上記3点のことをお母さんが理解することによって、子どもに対する嫌悪感や、つい手を上げてしまうなどの罪悪感に見舞われることが少なくなっていくと思います。
周りからも「自分の気持ちを子どもに無理やり押し付けることがなくなってきた。」とよく聞きますし、実際にそうだと思います。
「私も小さいときそうだったなぁ。」と思えば子どもを怒ることも無くなっていくし、どんどん子どもの気持ちを理解することも出来ますね。
お母さんが子どもの気持ちを理解していくことで、子どもの想像力や理解力を上げることもできるので、粘り強さと柔軟性を鍛える、いい機会だと思うことも大事だと思います。

ABOUTこの記事をかいた人

幼稚園教諭・保育士ライター 城田順子

私立幼稚園での幼稚園教諭・公立保育園で保育士として、勤務しています。仕事で子どもの世話をするプロではありますが、自分の子どもになると、仕事とは別ですね。悩みや衝突もないわけではありません。仕事とは違った、子育ての難しさがあります。幼児教育の現場からの声をコラムにしてお届けしたいと思っています。岡山県在住です。