ケガや事故を防ぎながら子供に赤ちゃんのお世話をさせる方法

少しずつ自分でできることが増えてきた2歳児さん。
赤ちゃんを見ると、

  • 赤ちゃんは自分より小さい
  • 自分の方が大きいお姉ちゃん(お兄ちゃん)

ということも分かってきました。
すると、赤ちゃんがお世話をされているのを見ると、「私がしたい!」と、お世話をしたくなる子もたくさんいるでしょう。
しかし、そばで見ている大人はまだまだおぼつかない手つきにドキドキ。
「赤ちゃんを傷つけては大変!」とつい手を出したくなりますよね。
【下へ続く】

赤ちゃんにケガをさせないか不安!

“お世話をしたい”という子どもの優しい思いを損なわないように、満たしてあげるためにはどうすればいいでしょうか?

保育士としての経験からポイントをご紹介したいと思います。

1.子どもにもできるお手伝いをお願いする

ママと子ども
赤ちゃんがお世話されているのを見ると、とにかく自分も同じことをしたがります。
お母さんがしていることが、とても魅力的に見えるのです。
しかしまだできること、できないことをはっきりと線引きするのは難しいですよね。

そこで、何かお世話をしたがったら、子どもにもできそうなことを提案し、「お手伝いしてくれる?」とお願いしてみましょう
例えば、おむつ替えをしたがったら、

  • おむつを持ってきてもらう
  • 替えた後のおむつを捨ててもらう
  • お母さんが赤ちゃんのお尻を拭いた後に、仕上げとしてお尻を拭かせてあげる

などです。
ここでポイントとなるのは、

必ず子どもが確実にできることをお願いすることです。

難しいことを頼まれてもできないので、せっかくの気持ちが不完全燃焼になってしまいます。
自分で成し遂げることで達成感を感じることができます
そして、そのことで褒められるととても嬉しくなり、「またやろう!」というやる気や自信に繋がります。

2.難しいことをやりたがったら、お母さんと一緒にしましょう

お手伝い


少しお手伝いに慣れてくると、今までと違うこと、もっと難しいことをやりたがる子も多いでしょう。
そんな時には、「お母さんと一緒にしよう」と提案してみましょう
例えばミルクを作りたがったときには、

  • 「お湯は熱いからお母さんが入れるから、一緒にお水を入れてくれる?」
  • お母さんが粉ミルクをスプーンで量った後、子どもの手をとりながら「このスプーンのミルクを哺乳瓶に入れてね」

とお願いしてみます。
達成感と共に、

「お母さんと一緒にできた」という嬉しさ

ももつことができますよ。

3.子どもの「赤ちゃん」を用意してあげる

女子ども1
「お世話したい!」という欲求を満たしてあげるために、その子の「赤ちゃん」を用意してあげることもいいでしょう。
お人形さんでも、くまやキャラクターのぬいぐるみでもいいのです。
すると、お母さんが赤ちゃんを抱っこしたら、自分も「赤ちゃん」を抱っこしたり、おっぱいをあげたらおっぱいをあげるマネをしたりするでしょう。

また、「赤ちゃん」と一緒にお世話グッズを用意してあげると、さらに本格的な「お世話」ができますよ。
お人形用のお世話グッズでもいいですが、使っていない哺乳瓶があればそれを貸したり、実際に使っている赤ちゃん用のおむつを1枚あげたりしたら大喜びです。
タオルがあれば布団になります。
ハンカチを簡単に縫って、スタイやおむつを作ることもできますよ。

お母さんの横で、同じようにお世話をする姿はとても可愛らしいです。

まとめ

お世話やお手伝いをしたがると、つい面倒に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし子どもはお母さんの邪魔をしたいわけではありません
子どもの「小さい子のお世話をしたい」という気持ちから、成長したことを感じることもできるでしょう。
子どもの優しい気持ちや成長を認め、その気持ちを伸ばしてあげられるようにしたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

保育士ライター 太田清美

保育士として長年幼児教育に携わってきた北関東在住のライターです。3人の子どもも中高生となり、保育園で接する子どもたちが、より可愛らしくて仕方ありません。 仕事柄、仕事を持つママ・パパと接する機会がたくさんあります。仕事で疲れた顔をしていても一生懸命な姿を見ると、「そんなに無理しなくても子どもはちゃんとわかっているよ~」と声をかけるようにしています。「こうしなければ!」という義務感で苦しまず、のんびりと子育てしたいですね!