子供の落書きを叱っているの?お部屋の壁に描かなくなるおすすめ対策5選

小さなお子さんのいる家庭では、壁や床に落書きされて困っている方も多いのではないでしょうか?
でも、なぜ子どもはなぐり描きやぐしゃぐしゃと描くのか?
2、3歳児になると、自分の手を動かすことで、線や色が表現されるということにとても興味を持ち始めるようです。
【下へ続く】

落書き対策を始めていますか?

お絵かきの大切さはわかるけれど、壁や床に描かれては困りますよね。
賃貸の家だと出ていくときに大変になったり、我が家のように新築の家ではショックが大きいものです。
そこで、我が家のピカソ、1歳10か月の末娘を実験台にし、よく紹介されている落書き対策を我が家でしてみました。
それぞれの効果と注意点をご紹介します!

壁に落書きスペースを作る!

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家の末娘のお気に入りの場所が階段の壁。
そこによく落書きするので、広告の裏が真っ白な紙を何枚も貼り付けました。
これは1歳10か月の末娘だけでなく、上の小学生3人も一緒に楽しんで落書きしていました。
しかし、夢中になると…紙からはみ出して描いていました。
子どもたちからは好評でしたが、この対策は注意しなければ、反対に落書きが増えます。

注意点は「紙の貼ったところのみに落書きしてよいと教えること」です。
1歳10か月の娘には理解することが難しかったのようです。
壁=落書きしてよい場所となってしまい、いたるところに落書きが増えました
また、従妹のおうちでも壁にも描いてしまったので、

この対策は2歳前後には難しく、少し大きなお子さん向けだと感じました。

チャコペンをお絵かき専用のペンに!

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クレヨンやペンではなく、手芸に使うチャコペンをお絵かき専用にし、紙とチャコペンを渡すようにしました。
チャコペンはこするとすぐに消え、2.3日放置しておくと自然と消えます。
消えにくい場合でも、濡れた布巾で軽くこすると消えるので落書きされても苦にはなりませんでした。

しかし、娘には不評。
色がうすいので描いている感覚がないのか、すぐにチャコペンは飽きてしまいました。

描くものを変える!

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紙だけでなく、段ボール、画用紙、折り紙、広告の裏、ボロキレとペンとクレヨンをお絵かきする時に渡してみました。
一番娘が気に入ったのは段ボールとボロキレ。

段ボールは描くこともでき、中に入って遊ぶこともできてとっても楽しかったようです。

ボロキレはにじむことが楽しかったようで長い間やっていました。

このおかげで、壁や床への落書きは減りました。
ただ、いろいろなものに描くことの楽しさを覚え、ボディーペイントや自分の着ている服にも描いていました…。

鉛筆、ペン、クレヨンなどを娘の届かないところに置く!

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鉛筆、ペンなどを娘の手の届かないところに置くようにしました。
はじめに、リビングの高さ1mぐらいのところにある引き出しにしまっていましたが、これでは効果がありませんでした。
娘は椅子を持っていき、見事にペンを出して勝手に壁にお絵かきしていたからです。

1m40㎝ぐらいの棚の上に変更!ここは椅子に乗っても手が届かないため、効果ありました。
ただ、末娘は、好きな時にお絵かきができなくなり少々不満げでした。

写生大会に参加する!

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これは毎日できることではないのですが、動物園、水族館などで開催される写生大会に参加することも楽しいです。
画板、絵具やクレヨン、画用紙、レジャーシートがあると便利です。

家では使うことをためらう絵具を使って描かせることができます。

描くことに飽きたら園内を散策がおすすめです。
お弁当を持っていけば1日楽しめます

小さい子どもから参加できるものもあり、親も一緒に描いて楽しめますよ。
描いた絵は「こんな絵…」と思っても、必ず提出してきましょう。
わが子の意外な才能に気が付くかもしれません。

執筆者の体験

我が家の壁は落書きだらけです。
1歳10カ月の娘にやられました。
築5年目の我が家。ショックが大きかったです。

まとめ

「落書きは子どもからのメッセージ!」

娘との落書き対策を通してわかったことは、
「お絵かきの時間を作り、少し工夫をしてあげて、親子で楽しむ。
使い終わったらペンやクレヨンなどを子どもの手の届かないところにお片付け!」

そうすると、壁や床への落書きは少なくなりました。
1歳10カ月ですが、親が思っている以上に、記憶力、発想力があり驚きました

関西女子短期大学の中尾美千子准教授は

「幼児の表現を育てる保育者の役割」の中で『「こどもの絵」は、子どもの色と形の「ことば」

とおしゃっています。
また、佛教大学の小野俊蔵教授は

「幼児の絵画にみられる概念の分化」で『幼児の絵には対象を観察し識別する意識は未だ確立されていないので、経験された動きそのものが再現されたり、動きによって感情を表現したりすることがある。』

ともおっしゃっています。
子どものなぐり描きは、絵をかく出発点であり、発達の上でも大切な行動です。

子どものストレス発散であり、お話できない子どもからからのメッセージなのかもしれません。

落書き対策を参考にしていただき、子どもの成長を暖かく見守っていきたいですね。

関西女子短期大学 中尾美千子准教授
<研究ノート> 幼児の表現を育てる保育者の役割‐絵画の表現を通しての一考察‐
佛教大学 小野俊蔵教授 <研究ノート>幼児の絵画にみられる概念の分化

ABOUTこの記事をかいた人

西藤みき

小学校教諭を経て、広島の教育系企業で働いているママライターです。 大学では教育学を専攻し、児童心理学も独学で学びました。 2人の娘を育てながら、パートとして家計をサポートしつつ、コラム執筆をしています。大好きなのは子どもと行くカラオケです。日々のストレスを発散しています。 岡山出身・広島在住