教材学習だけが知育ではない!自然との触れ合いから学べる4つのこと

知育について、熱心になればなるほど、室内でのお勉強スケジュールをきっちり埋めてしまいたくなりますよね。
けれども、与えられた課題をこなしていくだけではなく、子ども自らが課題を発見できる機会も大事なのです。

そんな機会を与えられる場所、それは自然の中です!

【下へ続く】

好奇心や探求心は、自然の中で伸びる!

ここでは、自然の中で学べることを4つご紹介いたします。

1.色の多様性を知ることができる

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お子さんの持っている色鉛筆は、何色入りでしょうか?
私たちが普段目にする人工的に作られた色は、どんなにバリエーションがあるように見えても、数に限りがあります。

けれども、自然は無数の色で彩られています。

その辺に落ちている石の色を比べても、全く同じ色のものはありませんよね。
花や葉でもそうです。
一枚の葉でも先から付け根まで同じ色ではありません。
ぜひ、親子で自然の中の綺麗な色探しをしてみてください。
きっと、お子さんの感性を磨いてくれる遊びになるはずです。

2.生き物を観察することで、ミクロの世界が見えてくる

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せっかくの自然の中ですから、ぜひ生き物の観察をしてみてください。
テントウムシのような小さな虫でも、タンポポのような身近な植物でも構いません。
普段イラストで見るテントウムシやタンポポとの違いに少しずつ気がつくはずです。

パッと見た感じでは、つるっとした葉も、よく見ると裏に細かな毛が生えていることがあります。
さらに虫眼鏡でじっくり観察してみるとどうでしょう?
図鑑の写真では、よく分からなかったところまで見ることができます。
この体験から目には見えないミクロの世界へ考えを巡らせることができるようになります。
生き物観察から新発見をしていく喜びを体感させ、探求心を育てましょう

3.自然科学の法則を経験的に学べる

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例えば、川遊びをすると、水の流れや浮力について経験的に学ぶことができます
これは、誰が教えるというのではなく、川へ石や小枝を投げいれたり、葉っぱの小船を浮かせたりしませんか?
そのなかで、子ども自身が自然科学の法則を体得していきます。
他にも、坂を滑り降りたり、木にぶら下がったり…。

どれも制御された遊具での遊びとは異なる、自然の中の遊びならではの経験です。

重力、摩擦力、作用点など、実は難しい物理の法則が盛りだくさん
遊びながら経験的に体得できるなら、積極的に自然の中へ連れ出したいですよね。

4.日本ならではの四季の変化を体感できる

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室内で学ぶのが難しいこと、それは季節の変化です。
照明、冷暖房が完備されている現代の日本において、季節の変化を室内で感じるのは難しいことです。
自然の中では、この四季の変化を体感できます
一本の木に注目しても、花が咲き、青々とした葉が伸び、実をつけたのち、葉の色を変え、散っていく…。
四季の変化を見ることができます。
このような1年を通した季節の変化の様子は、自然の中ではっきりとわかるものです。
同じ場所に1年を通して親しむことで、その場所の四季を感じることができます。
四季のある国に生まれた子どもとしての感性を育んであげたいですね。

まとめ

自然の中で学べる4つのことを紹介しましたが、これだけではないはずです。

一定の正解やゴールがあるお勉強とは異なり、自然の中で何を見つけ、どう考えるかは自由です。

ぜひ、お子さんと自然の中でのびのびと過ごすことで、新たな学びも見つけてください。
また、自然と親しむことで、自分の生きている環境を大切にする心も豊かにしていきたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

サイエンスコミュニケータ 船越 彩

保育士資格を持つサイエンスコミュニケータです。 理系(動物系)の大学院卒業後、科学館で展示解説やワークショップ開催の仕事をしていました。 現在は、男の子ママをしながら、科学と社会をつなぐ活動もしています。 動物が大好きで、息子と動物園へ行く時が一番癒されます。