落ち着きがない3歳でも大丈夫!集中力がつく3つの遊びを科学館の元職員が教えます

執筆者:pro船越さん船越彩

集中力がない子でも思わず集中できる3つの遊び

お子さんの集中力が続かない様子に悩んでいませんか?

  • 遊んでいる途中で飽きて辞めてしまう
  • 絵本を読んでいる途中で他の遊びを始めてしまう

日頃の集中できないわが子を見ていると、不安になってしまいますよね。
もしかすると、どんな風に遊べばいいのかわからずつまらないのかもしれません。
お家での遊びに、とても単純な遊びを取り入れてみませんか?
科学館で子どもたちに向き合ってきた、サイエンスコミュニケータの筆者が3つの遊びをご紹介します。
理解できるから集中でき、遊びながら集中力だけでなく、鉛筆の持ち方や手先の使い方を習得できる遊びです!

1.鉛筆の持ち方もマスターできる迷路遊び

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3歳児の知育テキストの定番に迷路があります。
「うちの子は、なかなかできなくて心配」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時オススメなのが、「線だけ迷路」です。
えっ!?線だけ迷路なんて初耳だわという方にもわかりやすくお伝えしたいと思います。

線だけ迷路とは

線だけ迷路 (1)
読んで字の通り、線で構成された迷路です。
迷路にありがちな道の両脇の線を書かないため、子どもにとって、どの線を辿ればいいのかわすりやすい迷路なのです。
紙の上に薄い色のペンで、線を引き、簡単な迷路を書きます。
ゴールは〇、行き止まりは×と分かりやすく書きます。

子どもは、スタートからその線の上を鉛筆でなぞるだけ
なぞった先が×なら、戻ってやり直しです。
そして、少しずつ迷路を複雑にしながら繰り返していきます。
ゴールには、子どもの好きな車や動物の絵を描いてあげてもいいですね。

こうしていくうちに、迷路のルールを理解できるようになります。
まだ上手に迷路ができない子は、迷路のルールを理解できていないことが多いのです。
始めは、決められた道(線の上)をなぞって、ゴールへいく過程を楽しむ遊びであることを体感させてあげましょう。
迷路の楽しさが分かれば、知育テキストなどのもっと複雑なものも夢中になるはずです。

鉛筆の持ち方も覚えられる!

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また、子どもがうんざりしない程度に鉛筆の持ち方を指導しながら遊ぶことをオススメします。
線をなぞるというのは、3歳児にとっては高度な作業です。
それを繰り返すことで、より上手く線をなぞるコツを身につけていきます。

その技術を習得する過程で正しい鉛筆の持ち方をしていると、それもそのまま身につけることができます
「こうやって持つと書きやすいよ。」
など、子どもの意欲をくすぐるように楽しく習得させてあげましょう。
迷路に夢中になっている間は、集中して取り組みやすいのです。 

2.親子で作る貼り絵作品

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3歳になると、はさみやのりも使えるようになってくる頃ですね。
また、自分の努力を他の人に認めてもらうことも喜ばしく思うようになります。
そこで、オススメなのが、貼り絵作品を作ることです。

貼り絵で作品を作ろう!

空き箱にペタペタ折り紙を貼っていきます。
これだけで、色とりどりのきれいなおもちゃ箱やゴミ箱になります。
さらに、小さくちぎったり切ったりした折り紙を使って、絵を作っていきましょう。
顔、目、耳、鼻と貼っていくだけで、色々な動物になりますね。
紙を小さくちぎることや小さい紙片をつまみあげることは、手先を上手に使わないとできません。

器用になる理由

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小さな紙片を貼り付けることも手先を使い、集中して行う作業です。
作品の完成という目標までそうした作業を行うことは、手先の器用さ、集中力を養うのにうってつけです。
こうして、一生懸命作り上げた作品は、お家の中でぜひ活用して、みんなで褒めてあげてくださいね。
子どもの自信につながり、さらなる創作の意欲が沸いていきます。

3.小さなブロックもデビューしてしまいましょう

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3歳になってくると、誤飲の危険もだんだん少なくなってきます。
3歳になったら思い切って小さなブロック遊びにデビューしませんか?
1歳ごろから遊べる大きめのブロックと比べると、1センチ程度のブロックは小さすぎるように感じるかもしれません。
確かに、始めのうちはくっつけることもはずすことも四苦八苦するでしょう。
そんな時はママやパパの出番です。
子どもが楽しめるように保護者がサポートしてあげてくださいね。

実は中断も成長なのです

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付属の組み立て方の解説書を見ながら、親子で作り上げていくのも良いですね。
手先や集中力だけでなく、空間認知能力も鍛えられます。
はじめから、子どもがうまくできなくても大丈夫です。
徐々に自分からすすんで遊べるように、楽しませてあげることが大事です。

解説書通りに行かなくても、途中でやめてしまっても、そこまでの過程を親子で楽しんでください。
中断したことに、親がイライラしないことが大切です。
しばらくすると、とても小さなブロックまで使いこなして遊べるようになります。
遊びながら、指先に込める力をコントロールできるようになっていくのですね。

まとめ

3歳になると、大人の言うこともどんどん理解できるようになってきます。
そして、大人のサポート次第で、何でもぐんぐん伸びていく時期です。
手先の器用さや集中力は、今後様々な場面で重要となってくるものですよね。
それを鍛える努力は、大人にとってはつらく厳しいものである場合もあります。

けれども、子どもたちはそれを楽しみながら集中力などを鍛え、伸ばすことができるのです。
幼児期は、長い人生の中で常に楽しみながら生き生きと成長していける貴重な期間です。
その貴重な時は、笑顔で過ごさせてあげたいですね。
やはり笑顔で成長していく姿こそ、親が一番見たい姿ですから。

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ABOUTこの記事をかいた人

サイエンスコミュニケータ 船越 彩

保育士資格を持つサイエンスコミュニケータです。 理系(動物系)の大学院卒業後、科学館で展示解説やワークショップ開催の仕事をしていました。 現在は、男の子ママをしながら、科学と社会をつなぐ活動もしています。 動物が大好きで、息子と動物園へ行く時が一番癒されます。