3歳になっても仲良くできない・ルールが守れない!実は理由がありました

執筆者:pro今川さん今川優

上手く遊べないのには理由がありました

2歳までは子ども同士で遊ぶというよりも、そばで遊ぶということが多かったのではないでしょうか?
3歳になると子ども同士で遊ぶ機会も増えていきますね。
でも、まだまだ物を取り合うことも多く、どうして仲良く遊べないのだろうかと、ついイライラしてしまうことはありませんか?

イライラする前にちょっと待ってください。

もしかしたら、上手に集団で遊べないのには理由があるかもしれません。
イライラの前に、我が子がどの程度ルールを理解できているのか、親子で一緒に遊びながら確認してみてはいかがでしょうか。

自宅での遊びにルールを取り入れていますか?

まずは、親子で一緒に遊んで確認してみましょう。
遊びの中にルールを取り入れやすいのは次の3つの遊びではないでしょうか?

1.鬼ごっこ

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ママが鬼になって子どもをつかまえにいきます。
ママにタッチをされたら、鬼が子どもへと交代し、子どもがママを追いかけます。
簡単ではありますが、「タッチをされたら交代する」というのも一つのルールです。
タッチをする時に強く叩き過ぎない、腕を引っ張らないなどと、少しずつ約束事を増やして遊んでみてください。

2.お店屋さんごっこ

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お店屋さんごっこは子どもにとって、ママの買い物の様子を日頃から見ている分とても親しみやすい遊びです。
お客が気に入った物を、店員にお金を払って商品を手に入れるというルールを理解して成り立つ遊びです。

  • 店員さん
  • お客さん
  • 手作りのお金
  • 売り物

この4つが揃えば遊べますね。
それぞれの役割や、やり取りを楽しみながら遊んでみましょう。

3.列車

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順番待ちをするには、まず並んで待つことを覚えなくてはなりません。
大人はごく当たり前のことですが、初めは、『並ぶ』という行為すら理解できていないことがあります。

  • 前の人の後ろに付いて、列を乱さず待つ
  • 前の人が進んだら、自分も後ろについて進む

これをすぐに理解してもらうために、自分の両手を前の人の両肩に置き、列車になって待つとスムーズです。
まずは、親子で列車遊びを楽しむことから始めてみてはいかがでしょうか。

2.生活の中でのルールも大切に

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順番を待てなくてお友達の列に分け入ってしまい、困っていませんか?
自分の前に並んでいる人が前に進んだら、列を乱さず続いて並ぶということ。

遊びの中で学んだちょっとしたルールが、生活の中で活かされます

列車遊びに慣れてくると、順番待ちが理解しやすくなります。
順番待ちは遊びの場面や日々の生活で、たくさん遭遇しますよね。
しっかり身につけておきたいものです。

幼稚園教諭の経験談

3歳児は入園間もなく、幼稚園でのお約束をたくさん学んでもらいます。
例えば、『朝登園したら、靴を脱いで自分の靴箱に入れ、上履きに履き替えて教室に入る』
たったこれだけの動作ではありますが、覚えるには日数がかかります。
理解している子でも、時々忘れて靴が落ちたままになっていることもあります。

他の子が落ちている靴を蹴飛ばしてしまうと、汚れたり無くなったりするかもしれません。
つまづいて怪我をしてしまうかもしれません。
全員が靴を出しっぱなしにしていたら、どうなってしまうでしょう?

職員は紙芝居であったり、人形を使ったり、楽しんでもらいながら何度も伝えます。
子どもたちも考えて行動できるようになります。
こちらは遊びについての内容ではありませんが、子どもたちにルールを守る大切さに気づいてもらえるような、言葉掛けを心がけています。

まとめ

生きていく上で、ルールや約束を守らなくてはならないことは沢山あります。
この時期の、ルールを守ってお友だちと仲良く遊ぶことは、これからの集団生活・社会生活を健全に送ることへの第一歩になります。
きまりを守って遊ぶと、自分と周りのお友だちが楽しめますね。
みんなで楽しむためには守らなければいけないことを遊びや生活を通して伝えていきたいですね。

ABOUTこの記事をかいた人

幼稚園教諭ライター 今川優

幼稚園教諭経験がある大阪府在住のライターです。
現役時代は、アンテナを張り巡らせ、保育や遊びのアイデアを生み出す日々を送っていました。
仕事を辞め、一児の母となった現在は、子どもと児童館や園庭解放巡りをし、他のママと悩みを共有したり、様々な保育士さんの対応を見て勉強しています。
自分の子どもの成長を間近に感じ、改めて子どもの逞しさや頼もしい姿に感動しています。